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作品名:マスmatics
制作者:木崎公亮(大分県立大分舞鶴高等学校 1年)
作品概要
マスmatics は、四則演算を使ったパズルゲームです。計算式が書かれたマスをなぞって、数を作りながら「=」が書かれたゴールを目指します。全てのマスを通る必要はありませんが、同じマスは1度しか通れません。( 説明するのはちょっと難しいので、まず使ってみてください!)
作るにあたって苦労した点、一般の方にみてもらいたい箇所
ゲームをデザインした経験がなかったので、難易度設定や効果音など、分からないことだらけでしたが、既存のパズルゲームを参考にしてデザインしていきました。見てもらいたいのは使い心地の良さです。画面のなめらかな動きや指でなぞる操作性など、細かいところに工夫が詰まっています!
今後の目標
マスmatics はこの規模感で留めたいので、これ以上新たな機能の開発はしませんが、開発を通して得た知見は今後に応用して活かそうと思います。私は将来UIデザイナーになりたいので、これからもこだわりを持って、みんなが思わず使いたくなるものをデザインしていこうと思います。
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小中学生の部
作品名:日本語プログラミング言語Noze
制作者:梶塚太智 (15歳)
作品概要
Nozeは日本語でコーディング出来る教育用プログラミング言語です。
教育用といっても、一般的な初心者向けのブロック式言語ではなく、アセンブリ風のかなり低レイヤーな言語です。
アセンブリの様に制御の自由度が高く柔軟性があり、言い換えると考えるべき事が多くて論理的思考力の向上に役立つのです。
作るにあたって苦労した点、一般の方にみてもらいたい箇所
多くのプログラミング言語は英語ベースの命令なので、それを如何に日本語で表現するか言葉選びに苦労しました。
一般の方に見てもらいたい点としては、プログラムが日本語ベースなので詳しくない方も何となく理解できる可読性の良さを評価して貰えると嬉しいです。
今後の目標
Nozeに留まらず、最近はプログラミング言語処理系の研究開発に情熱を注いでいます。数えて見ればもう15個以上プログラミング言語を自作しています。
今後もパラダイム問わず多様なプログラミング言語を開発していきたいです。また、この様なコンテストにも積極的に挑戦して経験を積んでいこうと思います。
高校大学生の部
作品名:元素スピード
制作者:太田暉也(大阪大学大学院 / 修士2年)、陶山聡太 (大阪大学 / 学部2年)
作品概要
元素スピードは、トランプゲームの「スピード」をベースに、元素に関する知識を楽しく身につけられるアプリです。それぞれのカードは元素を表し、「原子番号が1つ違い」もしくは「同族の元素である」といった条件を満たせば場に出せます。早くカードを出し切ったら勝ちです。
作るにあたって苦労した点、一般の方にみてもらいたい箇所
チームにデザインに詳しい人がいなかったので、デザインの調整には苦労しました。特にカードには、元素記号、元素名、族、原子番号といった多くの情報を盛り込む必要があり、一目で分かりやすいデザインを考えるのが大変でした。ぜひユーザーのみなさまにも、そのような点に注目していただければと思います。
今後の目標
本アプリについては、今回実装が間に合わなかったiOS版のリリースに加え、オンライン対戦の実装も進めていきたいと考えています。また勉強をサポートできるようなアプリの開発に面白さを感じており、今後もそのようなアプリをどんどん開発していきたいと考えています。
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高校大学生の部
作品名:CH3mistrix
制作者:更家 遼 (東京大学教育学部附属中等教育学校 / 5年)
作品概要
元素をテーマにしたパズルゲームです。
ピースをつないで正しい組み合わせでつなぐことでそのピースを消去し、得点が入ります。
配置は今のところ完全ランダムですが、なるべく複雑な元素を作ると高得点が獲得できるので、運と知識の両方が必要になります。
作るにあたって苦労した点、一般の方にみてもらいたい箇所
ゲーム本編のピースにまつわるすべての要素の管理が大変でした。Unityに初めて触れたからか、うまくいかなかったときに座標がめちゃくちゃになったり、予想できないレベルの変な挙動が多く起きてしまったのが苦労した点です。
アニメーションの追加などはこだわったところが多いので注目していただきたいです。
今後の目標
今のところはアチーブ機能と効果音の設定などを追加して、そのあとSteamなどでリリースするところまで考えています。
新しい元素なども追加してみたいです。
また、その後はテーマこそ具体的には決まっていないものの、新たに一風変わったRPGを作ってみようかなと計画しています。
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情報科目の部
作品名:Crypto Learner
制作者:西澤浩平 (東京都立調布南高等学校 / 3年)
作品概要
暗号化について情報Ⅰの教科書に載っていることを体験を通して学べるアプリです。共通鍵暗号と公開鍵暗号の違いを体験できる学習ツールです。鍵の生成、データの暗号化・復号、簡単な操作で暗号化技術を実際に触れながら学べるよう設計されているため、暗号化の流れを理解しやすくしています。
作るにあたって苦労した点、一般の方にみてもらいたい箇所
WebAssemblyを使用した実装方法を学ぶことに苦労しました。初めて使用する技術だったため、リファレンスやドキュメントを読み込みながら進めました。
一般の方には、暗号化と復号のプロセスを実際に体験できることにより、暗号技術に対する理解が深まることを期待しているという点から見て欲しいです。
今後の目標
今後は暗号化ライブラリを使用せず、自分自身での実装に挑戦したいと考えています。また、ハイブリッド暗号やデジタル署名の機能を追加し、さらに幅広く暗号を体験できるツールへと発展させたいです。さらに、説明やガイドを充実させ、初心者でも直感的に利用できる学習ツールを目指します。
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作品名:なる多のパーフェクトIT教室
制作者:宮田 雄士郎、伊福 弘啓(諫早高校 / 1年)
作品概要
なる多のパーフェクトIT教室は、情報の分野を学ぶ教育向けなぞ解きゲームです。
パソコンの中に隠された、財宝の在処が記されたファイルを、パソコンの妖精『なる多』と共に探します。
楽しく、分かりやすく、情報について学ぶことができます。
作るにあたって苦労した点、一般の方にみてもらいたい箇所
誰かと協力して何かを創作するといった経験が初めてであったため、完成イメージの共有や、情報伝達に拙い点がありました。そのため、細かな作業の分担をする際に、連携不足によるトラブルが発生しました。
一般の方には、実在のものを再現したパソコン画面とアプリのリアリティを楽しんでいただきたいです。
今後の目標
なぞ解きの追加や、なる多の解説の改善を行っていきたいです。
今回、コンテストに参加した経験を生かして、『なる多のパーフェクトIT教室』をより良いものにしていきたいです。