第4回受賞作品

第4回学力向上アプリコンテストの受賞作品が決定しました。


最優秀賞 該当なし

優秀プログラム賞 1作品

優秀デザイン賞 1作品

一般投票賞 1作品

奨励賞 1作品

計4作品の受賞です。
たくさんのご応募誠にありがとうございました。
そして受賞者の皆さん、本当におめでとうございます。

優秀プログラム賞

作品名:mappie

制作者:筒井健登、保科舞(電気通信大学大学院 / 修士1年)、中田翼 (電気通信大学大学院 / 博士1年)

作品概要

地図記号を3D化する学習アプリケーションです。暗記が苦手な中学生がアプリで遊びながら、面白い配置を試行錯誤する中で地図記号を覚えられるようにしました。地図記号をマップ上に配置することで3D化した建物が出力されます。地図記号の配置によって変わる街の景観を楽しむことができます。

作るにあたって苦労した点、一般の方にみてもらいたい箇所

2次元の地図に配置された座標を3次元の座標に変換する機能の作成に苦労しました。適切なベクトル演算を行うことで解決することができました。3Dモデルは地図上に自由に配置することができるので、それぞれの作品を友人間で見せ合うことも想定しました。

今後の目標

現在、こちらのアプリをGoogle Play Storeにリリースする準備を進めています。リリースするにあたり、利用者が抱えている課題を明確化し、その課題を解決するためにどのような手法を取ることが最善かをしっかり考えていきたいと思います。

優秀デザイン賞

作品名:Translating

制作者:細川隼 (宮城県立泉高等学校 / 2年)

作品概要

日本語で作成したコードをpythonのコードに変換してくれるプログラム。また、pythonのコードを日本語のコードに変換してくれるプログラム。2つを兼ね備えている。

作るにあたって苦労した点、一般の方にみてもらいたい箇所

苦労した点はレイアウトと語録を考える所です。どのような、デザインにするか、printやifなどといった言語をどのような日本語に対応するか迷いました。まだ、語録は基本しか揃っていませんが、テキストに挿入しプログラムがどのように動いているか確かめて貰いたいです。そこが一般の方に見てもらいたい部分です。

今後の目標

語録が少ない所で、そこを増やしていきたいです。printやif,floatといったものはあっても、pythonの言葉の細部までは記載していないので、もっと深く掘り下げていきたいです。

一般投票賞

作品名:24CregitCom

制作者:小嶋拓己 (トライデントコンピュータ専門学校 / 2年)

作品概要

単位変換を楽しく学べる対戦型のアプリです。
自分のペースでゆっくり10問の単位変換を解く練習モードと、友人や家族などで単位変換を用いた宝探しゲームができる対戦モードで構成されています。これらのモードによって単位変換の正確性とスピードが上げることが可能となります。

作るにあたって苦労した点、一般の方にみてもらいたい箇所

オンライン対戦をするため、データの送受信のタイミングや、接続が切れた時の処理を実装するところが特に大変でした。見てもらいたい点としては、あいことばを数字やアルファベットではなく、イラストにして子供でもとても分かりやすいデザインにしたところです。

今後の目標

今回のアプリはJavaを用いて制作しましたが、オブジェクト指向の理解が十分でなく、可読性が低めになってしまったのが反省点なため、もし次回Javaを用いてアプリを制作するときは反省点を活かしながら、学力向上につながる更なる面白いアプリを応募したいと思います。

Long verの動画はこちら

奨励賞

作品名:歴史タイムライン

制作者:梶塚太智 (14歳)

作品概要

歴史タイムラインは歴史の因果関係を整理するアプリです。
因果関係をタイムライン形式で学習できるので、歴史の勉強に役立ちます。
また、確認チェックで腕試しをしたり、知りたい単語を検索できたりします。

作るにあたって苦労した点、一般の方にみてもらいたい箇所

歴史学習では内容を丸暗記してしまうことが多いかと思うので、歴史の流れを簡単に把握できるアプリが必要と思い開発しました。しかし、歴史の流れを如何にして分かりやすく説明するか苦労しました。とにかく「分かりやすさ」を突き詰めたので、そこを見てもらいたいです。

今後の目標

この経験を通じて教育用ソフトウェアに関心が高まり、現在は教育用プログラミング言語「Simple」を開発しています。次回のコンテストにはそのSimpleを出して、最優秀賞を狙いたいです。また、さまざまなシステムの開発に挑戦して自分の強みを高めていきたいです。