応援メッセージ

長澤 忠徳 武蔵野美術大学 理事長

アプリを作る人も、アプリを使う人も、面白がって取り組んでいるうちに、学力がアップするこのユニークなコンテストも5回目を迎えました。わかりにくい内容を、わかりやすく、プログラミングの知恵を駆使して開発するアプリの最後の決め手は、なんといってもコンテンツのデザイン表現力。勉強することって、楽しく面白いことだって実感させてくれるアプリの工夫と表現にチャレンジしてください。
    まずは、「わかりにくいこと探し」から始めると、アイデアが湧いてくる気がしますね。それがクリエイティブの出発点。だから、電気通信大学協定校である武蔵野美術大学も、後援させてもらうことにしました。ユニークなアプリの応募、大いに期待しています。

廣田 千明 秋田県立大学システム科学技術学部 准教授

近年、子どもたちを取り巻く環境が大きく変化しています。第一はGIGAスクール構想による一人一台の端末が貸し出しで、全国の小中学生は学習のために自由に端末を活用できるようになりました。GIGAスクール以前は授業で一斉に学習するしかありませんでしたが、端末を活用することで自分の理解度やペースに合わせて学習することが可能となりました。第二は生成AIの登場で、多くのことがコンピュータで自動的に処理できる時代となり、生成AIをどのように使っていくとよいのか、またこのような時代に人々は何を学ぶとよいのか考えないといけない状況になりました。このように環境が大きく変化している中、変化に対応した新しい学習内容や学習法の開発が望まれています。これからの社会を背負う子どもたちのために、新しい環境に適した学習アプリケーションを考案してください。

梶塚太智 第4回学力向上アプリコンテスト受賞者

前回の学力向上アプリコンテストで、私は得意科目の歴史の知識を活かしたアプリを開発して、奨励賞を受賞しました。
 歴史を分かりやすく楽しく学べる方法を探るため、開発中は何回も試行錯誤を繰り返しかなり苦労しましたが、最終的には賞を目指す努力が実を結びました。
 初めての受賞であり、その知らせを受けた瞬間は本当に嬉しく、自信と名声を得られたことに誇りを感じました。
 皆さんもそれぞれ得意科目があると思いますが、その「好き」を活かしたアプリを開発し、ぜひ応募してみてください。
 挑戦は容易ではありませんが、自分の夢を追いかける勇気と探求心を持ち続けてください。皆さんの挑戦を心から応援しています!

事務局

学力向上アプリコンテストでは、学校での勉強をより面白く、楽しく学べるような作品をたくさん募集しています!作品作りを通して自分のアイデアを形にするのは、今までに身につけた実力を試すチャンスです。さらに、夢中で開発に取り組むその時間が、最高の学びに繋がるはずです!
 アプリ開発が初めてという方も遠慮せずに、楽しみながらチャレンジしてみてください。 皆さんの(想像/創造)力が、楽しく学ぶ未来を描いていくことを心待ちにしています!